エストロゲン期はお肌ピカピカ!

女性のからだは、女性ホルモンの影響を受けながら、一定のリズムで生理を繰り返しています。

女性ホルモンは、常に同じ量が分泌されているわけではありません。
妊娠可能な状態を毎月つくるために、ひと月の中でも時期によってホルモン分泌は劇的に変化しています。

ホルモンの状態から、ひと月を4つの時期にわけることができます。
卵胞期、排卵期、黄体期、生理です。

卵胞期は、エストロゲンがたくさん分泌される時期です。
卵巣の中の原始卵胞が発育し、成熟卵胞になります。
この成熟卵胞がエストロゲンを分泌して、子宮の内膜を増殖させるように働きます。

この卵胞期が、ひと月のうちでからだも心も快調で、お肌の状態もいい時期です。
何かイベントがある人は(結婚式、お見合いなど)この天国のような時期がいいでしょう。
エストロゲンの分泌が多いと、女性は、気分も安定していきいきときれいでいられます。
これは生理が終わってから排卵までで、だいたいひと月のうちで8〜10日間程度です。

その次にやってくるのは、排卵期です。
卵巣の中で育った卵が成熟卵胞となり、卵胞壁が破れ、卵子が飛び出します。
この前後2〜3日を排卵期といいます。
排卵は、その前後で体調が大きく変わるため女性にとっての一大イベントです。

月経から排卵までの日数は人によって、体調によってまちまちです。

次は黄体期です。
排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンとエストロゲンを分泌します。
特にプロゲステロンの分泌量が多くなり、子宮内膜をやわらかくして増殖させて、受精卵着床の準備に入ります。
体温も上がって、高温期に入ります。
生理が始まるまでの約12日間が黄体期です。
でもこの黄体期であるプロゲステロンが優位な時期はあまり体調がよくなく、楽しく過ごせる時期ではありません。
人によっては、腹痛、腰痛、便秘、頭痛がおきたり、むくんだり、精神的に不安定になってイライラしたり、吹き出物がでたりします。
これらの症状が重くなる月経前症候群になるのもこの黄体期です。

黄体期が終わると、生理がやってきます。

この時期を月経と呼びます。
妊娠しないと排卵後約2週間でプロゲステロンとエストロゲンの分泌は衰え、妊娠に備えて増殖した子宮内膜ははがれ落ちて、生理となって排出されます。
生理の時期は、プロゲステロンもエストロゲンの分泌も、ひと月のなかでもっとも少ない状態です。
生理はおよそ5日間続き、生理終了後から、またエストロゲンが優位の卵胞期が始まります。

一月約28日周期でこの4つの時期を繰り返します。

この周期はあくまで目安で、人によって個人差が大きいです。

このように女性のからだと女性ホルモンの関係をみてみると、女性がいかに女性ホルモンによって操られているかわかると思います。

もともとこんなに変化の激しい女性のからだに、さらにストレスが加わったらどうなるでしょう?

女性ホルモンをつかさどる脳の視床下部、下垂体は、メンタルな影響を受けやすく、ストレスに敏感に影響される器官です。
卵巣からの女性ホルモンの分泌量に影響を与えるだけでなく、当然、生理にも異常があらわれます。

からだの栄養状態によっても、脳や女性ホルモンは左右されます。
無理なダイエットなどで、一気に体重を落とすと、脳が生命の危機を感じ取ります。
脳は、生命維持を最優先にするため、それ以外の機能はとりあえず、強力にストップさせます。
生きるためには、生殖機能は後回しにしますから、卵巣への指令を抑え、排卵もなくなり、生理も止まります。

このように、女性のからだは、生理というとてもわかりやすいサインがあります。
生理に異常があらわれるということは、女性ホルモンが乱れている証拠です。

生理は、女性のからだと心の状態をあらわす大切なバロメーターです。
体調の崩れは、女性ホルモンの乱れなのです。