かぜを引いたら

かぜをひくとすぐにお医者さんに駆け込んで、抗生剤、鎮痛解熱剤、痰をを出す薬、咳止めなどを処方してもらうのが当たり前になったのは、いつのころからでしょうか。

ウイルスが原因であるかぜには、抗生剤は効きません。
鎮痛解熱剤によって、発熱によって退治されるウイルスは増殖されてしまいます。

じゃあどうしてこれらの薬が処方されるのでしょう。

かぜ様の症状を訴えてきた患者さんがいる場合、病気の原因がその場では特定できないために、念のため細菌感染治療の抗生剤を出し、対症療法として解熱剤を処方しているのだと思います。

ふつうのかぜは、2〜3日後にはだいたい症状はおさまってきます。

でも、お医者さんとしても、その場で見分けがつかないからと言って何も処方しないわけにも行かないのだと思います。
あのお医者さんは、かぜも見分けがつかないと言われしまうかもしれないからです。

2.3日安静にして様子を見て、症状がよくならないようなら3日後にもう一度来てくださいといってくださるといいのですが、なかなかそうもいかないようです。

薬をもらってはやく楽になりたかったのに、くれなかったといわれないために出しているのではと思うこともあります。

この時期、インフルエンザかどうかの見分けもむつかしいです。

重大な病気でないか、抗生物質が本当に必要か、本格的な治療が必要かなどを見分けるのが、医師のしごとです。